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『雨水マス(うすいます)』って?
雨水などの排水を集めたり、ためておくための水槽のこと。雨水桝。集水桝。排水桝。かいしょう。
丸い蓋で白色のものが多いです。直径は、一般的には、345mmは295mmの2種類があります。呼び径は、350、300。
塩ビ製が主流です。昔は、コンクリートでした。コンクリートは、劣化によってヒビ割れたり破損したりしますので、リフォームで雨水マス周辺を触る場合は、ついでに塩ビへ交換してしまいましょう。
点検する際に使うマスなので、埋めてしまうのは推奨できません。塩ビのタイプは、アジャスターを被せるだけで、簡単に高さの上げ下げが出来るので、地面高さに合わせてあげるのが一般的です。
このマスに、ゴミが溜まるので、定期的に掃除しましょう。1年に1度くらいで大丈夫です。建物に近く、道路から遠いものから、順番に掃除していきます。水槽内を掃除したら、配管に水圧をつけて長めに水を流して、を繰り返していきます。放っておくと、溜まったゴミが配管に流れてしまい、詰まりの原因になります。
道路に繋ぐタイプと地下に浸透させるタイプがあります。浸透マスは後から設置が可能なので、水たまりができて困っているという場合や、水勾配がとれない場合は、浸透マスの設置で、かなり改善されます。DIYで設置するのはかなり大変なので、業者に依頼しましょう。依頼先は、水道業者か外構業者です。
配管パイプの埋設深さ(土かぶり)は、200mm以上。駐車スペースなど重量物が乗る場合は、300mm欲しいところです。凍結するような寒い地域は、500mm~800mmくらい埋めます。排水マスは、導入管(繋がれているパイプ)から、150mm以上の深さでマス底がくるような収まりです。
とは言っても、建物引き渡し直後の状態を見ると、道路から建物GLの高低差が大きい場合や、設計GLと現況GLで土の高さが違う場合は、埋設どころか、露出したまま、なんてこともあります。その場合はパイプにかかる衝撃を和らげるため、配管し直すか、地面の高さを上げるかして、配管を埋めなければなりません。
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