目次~もくじ~
風が強い地域は、支柱が必要です。
強い風にさらされる場合は、幹や枝が変な方向へいってしまったり、根鉢がグラグラ動いて、植え付け後の活着が悪くなったりします。
景観を損ないますので、支柱をしなくても済むのであればそのほうが良いのですが、それでも支柱をしたほうが良いという状況では、木の高さに合わせて適切な支柱を立てましょう。
今回は、株立ちの樹木の幹が開いていってしまうのが気になるということで、支柱を立て、それに向かってギュッと絞っていきました。
木の高さが高い場合は、鳥居や八掛けを組んで、木の上のほうを支えないと効果が薄いです。竹が一本だけ刺さっているような支柱を見かけることがありますが、背の高い木だと風で揺れてしまって支柱も一緒に倒れてしまいますので、適切な支柱工をしましょう。
しっかり支柱をするほど、支柱自体が目立ってしまうので、どの程度まで支柱をしっかりするかは悩むところです。植木より支柱が主役になってしまうのは避けたいところですが。。。
木杭の一本支柱
今回は、6尺のものを選びました。風が強いので、直径が太めのものにしています。
高い位置で支えたほうが効果は高いですが、支柱自体が揺れてしまっては、何の効果もありません。強風がきたら支柱も一緒に倒れてしまいます。
支柱自体が揺れなくなるまで、しっかり打ち込みましょう。
シュロ皮とシュロ縄
支柱に結びつける幹や枝には、シュロ皮で一周グルリと巻いて保護してから、シュロ縄で結びつけていきます。私は、目立たせないようにするために、こげ茶のものを好んで使いますが、黒や薄茶などの色もあります。
シュロ皮をせずにシュロ縄で結んでしまうと、木の幹や枝に、紐が食い込みやすくなります。
シュロ縄は水に浸してから使う
シュロ縄は乾燥しているまま使うと、強く縛りつけても仕上がりがフワフワしてしまいやすいです。なので、使用する分(通常は、腕を広げた長さの2倍)を切って、水を入れたバケツの中に入れて浸しておきます。
水を含んだシュロ縄は、ギュッと力強く結ぶことができますが、強く締まりすぎないように注意が必要です。
施工前後写真
シマトネリコの支柱工
before
after
根元で結ぶだけでもシュッとしましたね。手前に低木が植わっていると、結び目を隠すことができます。
株立ちの支柱は、縛りたい幹と幹の枝を通すように支柱を立てると、スッキリとさせることができます。
シマトネリコの支柱工2
before
after
枝先のほうは、剪定で自重がかからないようにしてあげます。
オリーブの支柱工
before
支柱を打ち込む前の写真を撮り忘れました。。。縛る前の写真です。
after
左に流されていますので、今後の剪定で、左右バランス良くしていかないといけませんね。
フェイジョアの支柱工
before
この高さだと支柱の直径はもう少し細くても大丈夫です。
after
並べて支柱を立てていますので、互い違いになるようにしました。向きを揃えて支柱を立てると支柱が目立ちやすくなります。
おまけ(寄せ植え)
赤色ベースに冬の寄せ植えです。
前回私がつくった、観葉植物のギャザリングもまだまだ元気でした。根が詰まりやすいと、寿命が短くなります。ですが、生長が緩やかになるので、部屋の中にちょこっと置く場合は、こんな寄せ植えも良いですよね(≧∇≦)b
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