目次~もくじ~
レモンを移植します。
秋は、移植の良い季節です。移植で一番こわいのは、植栽後の水切れ。
秋になってくると、必要な水も減って、木の活動も緩やかになります。体力を消耗する次の夏までに、一番期間があるので、それまでに根を張ることができる可能性が高まり、移植が成功する確率が高まります。
お庭に、動かしたい樹木はありませんか?
労力はかかりますが、植木の位置を動かせるのは嬉しいですよね。4mくらいまでであれば、機械も必要ありません。
ご自分で挑戦する場合の参考になるように、作業写真をアップしていこうと思います。
ご不安な方は、最下部のお問合せフォームからぜひご依頼くださいませ(*ノ∀`)ノ
根鉢をどのくらいにするか決める。
根鉢の大きさを決めます。移植をする際、根元のグランドカバーを残したいという場合は、事前に移しておきましょう。
今回は、要らないとのことでしたので、そのまま作業していきます。
できるだけ大きく残した方が木にとっては良いですが、持ち上げられなくなってしまうと作業が困難なので、その間をとった大きさを決めていきます。
根鉢の周囲を鋭く掘り取る。
スコップのすくう側を外側へ向けて、なるべく垂直になるように、勢い良く掘り進めていきます。スコップが逆になってしまったり、ゆっくり差し込んでしまうと、根鉢が崩れてしまう可能性が高まります。
そして、上写真のような太い根がチラホラ出てきたら、完成予定の根鉢のラインギリギリで切り取ります。
ある程度掘れたら、下をすぼめるように削っていきます。このときもスコップのすくう側を外側に向けて、スパッスパッといった感じで勢い良く削り落としていきます。
仮根巻きする。
ちょうどスコップの幅分、周りをグルリと掘り進められたら、後は、穴底で切り取っていきます。よく根が張っている場合は必要ありませんが、写真のようにあまり根が張っていない場合は、ここで一度根巻きして固めます。
こんな感じで横方向にグルグルと巻いたら、ここから通常通り根巻きのヒモをかけていきます。掘り取ったあとに底部と合わせて麻布をかぶせますので必要な分だけで十分です。
本根巻きして植えつけ。
掘り取れました。あとは根巻きし直してあげて、根鉢が崩れないように注意しながら水やりをします。
すぐに植えつけもできるようであれば、植え込んだあとに水やりをしましょう。
植える位置を決める。
植えるのは、この大きなフィックス窓と小窓の間くらいの位置です。
今回は芝生が植わっているので、剥がしてから、土壌改良して植えていきます。ここからは、通常の植えつけと同じです。
水やりはたっぷりと。
最初の水やりは、通常よりもかなり多めにあげてください。水やりをして、地上部の土が沈んでしまうようであれば、空隙ができてしまって、きちんと植えられていません。
「今まで自分で植木を植えたことなんかないよ」という方は、こちらの記事をご参照ください。
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