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秋の剪定はもうお済みでしょうか?

秋は剪定の適期です。

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しばらく雨が続き、台風が上陸して大雨暴風が来たと思ったら、また雨が降り、と天候の悪い日が続きます。

季節の移り変わりは雨が多いですが、さすがにこの天候は暮らしにくいですね(´;ω;`)ビチョビチョ

さて、庭木の生長が落ち着いてくる、この時期のお庭の状態はいかがですか?

秋に剪定をすることで、次の春までスッキリした状態を保つことができるので、梅雨前の剪定に比べると、秋の剪定は綺麗な状態が長く続くという特徴があります。

紅葉して実がなる季節でもありますので、消毒の前に、実が残っている果樹類の収穫もしてしまいましょう。消毒後に収穫する場合は、1週間以上経ってからにしましょう。

宿根ガーデン ライン1

どのくらいの頻度で剪定すれば良いの?

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おっと、間違えました。つぶらな瞳が可愛い。笑

さて、気を取り直して。

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庭木の管理は、年3回するときれいなまま保つことができます。「梅雨前」「台風前」「秋頃」の3回です。

樹形を変えるほど大きな剪定をする場合は、休眠期の「冬頃」にも切ります。けれど、年に3回も4回も剪定するのは、なかなか大変・・・。なので、年2回は最低でも剪定してあげましょう。

私がオススメしているのは、「梅雨前」と「秋頃」の年2回です。

宿根ガーデン ライン2

秋に食べられる実をつける落葉樹とその味は?

この時期は果樹の収穫が楽しみのひとつですね。シンボルツリーにもなる樹木で、実を食べられる代表的なものをご紹介します。スーパーでは買えない果実も実は美味しい? 味は品種にもよって違いますので、参考までに。。。

◎常緑ヤマボウシ

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生食で食べられます。甘いサクランボのような味で、柔らかめのスモモのような食感です。小さめの種が入っているので、サクランボのように若干食べにくいです。

落葉樹の『ヤマボウシ』の実も同じく食べられます。生食以外では、ジャムや果実酒などに。

◎フェイジョア

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生食で食べられます。梨のような味で、梨よりザラザラした食感です。皮が分厚いので、ハサミや包丁が必要です。

キウイのように半分に割って、スプーンですくうと食べやすいです。生食以外では、ジャムや果実酒などに。

◎オリーブ

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生食では食べられません。そのまま囓ってみると、口の中がキュッとなって、すご~く渋くて、「ペッペッ」ってなります。笑

渋みが強いので、実際に食べようとすると、すごく手間がかかります。「水、塩水、重曹水、アルコール」などに漬けて、アクが抜けるまで、1ヶ月~1年くらいかかります。期間を短くする場合は、数日~週に1回は、浸液の交換が必要です。

忘れた頃に食べられるようになっているので、果実酒をつくるような感覚で楽しめそうですね。

私も今年は、ミカンと柿の果実酒をつくろうかな~と思っています。ブドウと迷いましたが、ブドウは違法でしたよね確か。『君の名は。』を観た後に調べたとき、ビックリしたような記憶がうっすらと残っています。そういえば、去年の梨と桃がそろそろ飲み頃ですね~。忘れていました( ´艸`)

え~と、何の話しをしているんでしたっけ? あ~そうそう、話しを戻しますね(。>д<。)笑

◎その他

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ジューンベリーとブルーベリーあたりも、大きくて幹が太いものがあれば格好いいと思います。あとは、ヤマモモでしょうか。モサッとしやすいので、個人庭に入れようとすると、和風じゃないと難しいかもしれませんね。

宿根ガーデン ライン3

秋に剪定しておくメリットは?

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・スッキリした状態で年越しできる
・整った樹形を来年春まで長く楽しめる
・冬の落葉が減る

一番多い声は、やはり「新年をスッキリした状態で迎えたい」です。直前になってドタバタするよりは、ゆとりをもって剪定を済ませておきたいですね(ノω`*)

生長がかなり緩やかになりますので、剪定後の状態が長く続きます。なので、年1回しか剪定しないという方は、秋に剪定すると、比較的キレイな状態を保ちやすいかもしれません。

梅雨前の剪定は、病害虫の予防や台風対策にもなるので、できれば年2回剪定してあげて欲しいところではありますが・・・。

宿根ガーデン ライン4

費用はどのくらい?

剪定 価格 さいたま市
「価格表(剪定、消毒)」

上記リンクをご参照ください。最終的には、全体でいくらとなってくるので、表示している金額よりは安くなります。お見積もりは無料ですので、お気軽にお問合せいただければと思います。

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「適期になる度に問い合わせるのが面倒」、または「毎年忘れてしまう」、という方は、年間ガーデンメンテナンスへご入会していただくと、私たちが主導してお庭を管理しますので、キレイなお庭を保ちやすくなります。

剪定だけでなく、消毒やお花の植え替えなどを通して、お庭を定期検診することも兼ねていますので、お庭初心者の方や、お忙しい方、キレイなお庭を維持したい方、などにオススメです。低木や下草なども一式でお手入れできます。詳しくはお問合せください。

宿根ガーデン ライン5

施工事例のご紹介

作業情報

邸名: I 様邸
場所: 埼玉県蓮田市
作業時間: 約 6 時間
工事価格: 10 万円(処分費、材料費込)

作業内容

・剪定
・消毒
・除草、落ち葉取り
・補植
・花壇植え替え
・寄せ植え交換
などのガーデンメンテナンス一式。

作業前

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秋の剪定では、夏の生長で混み合ってきた枝を整理します。

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ヒメウツギは夏後は、葉先が茶色くなってしまうことが多いですね。少し水切れしてしまうとどうしても。。。

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こんな感じです。枯れてしまう?と不安になるかもしれませんが、来春には戻って元気いっぱいになるので大丈夫です。どのみち、もうじき落葉しますしね(ノω`*)

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ミツバツツジには、カイガラムシがついていました。小さな白いモコモコがついているの分かります? これを見つけたら、捕殺しましょう。地面に落とすだけでなく、しっかり回収してください。

オウゴンミズキもカイガラムシがついていました。酷い場合は、スプラサイドを使うか、冬にマシン油で対処します。ですが、基本的には、こそげ落として対処します。

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段々になっていて良い感じです。少しワサワサしていますね。

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草花はこんな感じ。そのままでも、それなりな感じではありますが、せっかくなのでお花が咲いているものに交換します。

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ニシキギの紅葉が凄く綺麗です。ハクロニシキは斑が消えてる・・・。来春戻らなければ植え替えも検討したいところですね(^_^;

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もう一ヵ所の花壇スペース。同じ配置ですが、生き残り競争に勝った草花が違いますね。

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フェンス前。こんな雰囲気で、狭くても結構良い感じです。

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外構サイドのお話しになってしまいますが、こういう取り合いの植栽スペースの場合は、犬走りを少しでも(30cm以上)やっておくと、お手入れがラクになります。

植栽スペースの中に水栓を設置すれば、水やりも、自動灌水をつけるのも簡単です。

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駐車場のタマリュウ。汚くなってしまっているものだけ補植します。

作業中

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緑の濃い部分が補植部分です。

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フェイジョアの実が沢山実っています。

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花壇スペースの植え替えをするときは、その周辺の土も一緒に入れ替えてしまいましょう。

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一部分だけお花のスペースにするときは、写真のように、両端に目印を植えておくと分かりやすくなると思います。このグラスは、たしかスノードラゴンですね。ハツユキカズラなどのグランドカバー類は、広がってしまうのでNGです。

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剪定だけでも良いですが、消毒も、剪定後一緒にぜひやっておきたいですね。消毒すると、病気にかかりにくくなります。1回だとあまり効果がありませんが、2回以上やると効いてきます。

私がオススメしているのは、梅雨前と秋の2回ですね。予防歯科のようなイメージです。虫歯にかかってしまうと、戻せず削り取るしかありませんので、定期的に歯の清掃をしましょう。という感じです。

えっ?歯と葉もかかっているんですけど分かりにくかったでしょうか?笑

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害虫は、今ついているものに対処。病気は、今後つくものを予防。という感覚です。木の状態をリセットしてあげる意味でも、消毒はやっておくに越したことはありません。

歯の掃除だけでなく、歯茎のマッサージも定期的にして、歯周病予防をしておきましょうということですね。(しつこい。笑)

今回は、害虫対処でスミソン、病気予防でダコニール、その展着剤でダインを使いました。手間は変わらないのですから、ダコニール、ベンレート、サプロールなどの殺菌剤も混合しましょう。せっかく消毒するのですから、虫だけでは勿体ないです。

パッと見だと、虫が見えなくても(葉の食害がなくても)、消毒すると、一斉に虫たちが飛び立っていきます。今回の消毒では、シマトネリコは元気いっぱいで目立った症状も出ていませんでしたが、結構虫がついていました。

葉裏に隠れているので見えないんですよね。ですので、消毒するときは上から下にかけるのではなくて、下から上へかけないと効果はほとんどありません。気をつけましょう。

実を楽しんでいる果樹を消毒する場合は、カルホスなどの食害作用する薬剤は避けます。どうしても使用する場合は、既存の実はすべて取り除いて、消毒後から1ヶ月間は、ついた実を処分してください。それ以降は大丈夫です。

スミチオンやマラソンなどの接触作用する薬剤は、数時間経てば大丈夫です。食べるときは、よく洗ってくださいね(゚∀゚)

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カルーナとアキランサスで、秋っぽい寄せ植えを。

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こちらはミニバラ、プラティーナ、アイビーの組み合わせ。

作業後

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いや~。スッキリサッパリしました(*ノ∀`)ノ

低木や下草も丁寧にお手入れしていきますので、結構時間はかかります。

ですが、ここでしっかりやっておくと、来春までキレイなお庭を保つことができます。

梅雨前剪定で大ざっぱな部分を、秋剪定で細かい部分を、という感覚でやっていくと、ずっとキレイなお庭を保つことができますので、ご自分でやる場合も、ぜひ頑張ってみてくださいね。

剪定、消毒、植え替えなど、ガーデンメンテナンスにご興味のある方は下部の特設ページへ進んでください。スッキリサッパリとして、新年を迎えましょう( *´艸`)

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