ガーデニングの資格であるグリーンアドバイザー。私も、専門学校在学中に取得しました。はるか昔の記憶ですが。笑
それでは、グリーンアドバイザーの情報をまとめてみましたので、ご興味のある方はどうぞ。
グリーンアドバイザーって?
日本家庭園芸普及協会主催の民間資格です。有効期間は5年。合格率は70%程度。
造園施工管理技士などの国家資格より知名度があるので、一般の方向けに肩書きが欲しい場合はオススメです。
苗を販売したり、育て方を教えたりする場面がある方はもちろんのこと、ご自分の園芸の知識をより深めたいという方にも。
試験範囲は、知識的には、かなり入門になりますので、この資格勉強をしたからといって、一線で活躍できるわけではありません。ただし、勉強をし始めるきっかけとしては、とても良い資格です。取得後も勉強を続けていきましょう。
資格の詳細は?
概要
グリーンアドバイザーになるには、協会が実施する「グリーンアドバイザー認定講習」を受けて「認定試験」に合格し、協会に登録することが必要です。 講習は2日間にわたって行われ、2日目の最後に筆記試験が実施されます。
受講資格
1: 園芸関連業務に1年以上携わった実務経験のある人
2: 園芸関係の学校を卒業した人、又は講習の次の年に卒業見込みの人
3: 園芸に関する地域活動に従事し、指導・助言のための知識向上を目指す人
以上のどれか一つに該当する18歳以上の人が、受講・受験できます。
受講内容
植物に関する生理学的基礎知識/現代生活と花・緑/種子・球根・苗の基礎知識/植物分類/植物の特性/播種・定植の方法/繁殖・交配の方法/用土・肥料の基礎知識/病害虫と薬品の基礎知識/園芸用品・用具の基礎知識/園芸作業/花壇・コンテナ・鉢物栽培の基礎知識/園芸デザインと飾り方/売場での管理 など
試験は60分間の筆記試験で、○×式40問、三者択一式40問、合計80問が出題されます。
願書申込み受付期間
講習実施会場により異なります。
実施先まで、お問い合わせください。
講習・試験の日程
応募開始は4月下旬頃から
講習・試験は、毎年8月下旬から9月上旬に、東京、大阪など複数の会場で実施されます。
いずれの会場とも時間は次のとおりです。両日とも8時30分から受付けます。
1日目 9:00~17:00
2日目 8:55~17:00
※2日目の最後(16時~17時)に認定試験を行います。試験だけを受けることはできません。
受講地
東京、大阪(ほかに札幌、名古屋、福岡で実施する年度あり)
受講料
一般・・・・37,000円 (税別)
学生・・・・18,500円 (税別)
再受講・受験割引・・・・27,000円 (税別)
※合格後、登録料で9,500円(税別)かかります。
合格発表日
9月下旬頃
グリーンアドバイザーの有効期間は5年間です。(初回更新までの有効期間は、認定を受けた日から5年を経過した年の12月31日まで)
合格後の更新は、登録料で9,500円(税別)を納付する必要があります。
初回更新時のみ、原則協会が実施する無料講習を受講する必要があります。もし講習に行けない場合は、レポートの提出でもOKです。
更新を行わなかった場合は資格が失効します。
受講申込・問合せ
公益社団法人 日本家庭園芸普及協会
グリーンアドバイザー合格のための勉強のしかたを教えて!
合格率の高い資格ですが、不合格になってしまう可能性もあります。受講料もそこそこ高いので、落ちてしまったら勿体無いですよね。
丸2日の講習のあとに筆記なので、授業内容をしっかり理解して聞いていれば必ず合格できますが、何も知らないまま行くと、講習についていくこともできません・・・。
ほとんどガーデニングの経験がない、という方は、下の3つを順番にやってみてください。試験日までに時間がないという場合は、同時進行でやりましょう。資格合格のために、というよりは、『グリーンアドバイザーという資格取得を楽しむために』という感じです。
1ヵ月目~ テレビ『趣味の園芸』を観る。
日曜日の8:30から、テレビで『趣味の園芸』という番組がやっているので、観てみましょう。別の曜日に再放送もしています。まずは4週間(4回)観てみましょう。お仕事がある場合は、仕方ありませんが、できるだけリアルタイムで観ましょう。録画に頼ると、まとめて観るとかになってしまいやすいので。
文字や写真を追っていっても、予備知識が無い状態だと、理解度が下がってしまうと思います。
実際に作業している映像を見れば、それを基準にすることができるので、園芸に対する理解力を深めることができます。まずは、文字や写真ではなくて、映像から!
2ヵ月目~ 実際に花苗を3種類程度育ててみる。
これは今までに、意識してお花を育てたことが無いという方向けです。知識だけで勉強しようとするのは、結局遠回りになってしまうので、実際に花苗を購入してみましょう。
違う種類のお花を、気に入ったもので良いので、3種類育ててみましょう。テレビで観た中で、「あれ良いな」というものがあったら、それを探してみます。
その3種類の、水やりの頻度や量、肥料やりの頻度や量、どんな虫や病気がつくか、を調べてから育て始めます。必ず、購入して帰宅した直後に調べてください。臨場感が違いますので。
一年草であれば、大体3ヵ月~4ヵ月くらいが寿命なので、そのぐらいの期間を目途に育ててみましょう。
途中で枯れてしまったら、そのときはそのときですが、一度経験していると、テキストで文字を追っていても、それを実感できるので、理解力が全然違います。
3ヵ月目~ 雑誌『趣味の園芸』を購入する
情報元が、趣味の園芸ばかりに傾いているような気もしますが、あまり色々なものに手を出しても、振り回されてしまうだけなので、まずは、『趣味の園芸』から! 放送50周年は伊達ではありません。余裕のある方は、2ヵ月目と同時進行でいきましょう。
月刊で、雑誌『趣味の園芸』が発売されていますので、買って読んでみましょう。そして、読んでから、掲載されている回のテレビを観ます。一年を通すと、一般的な植物はすべて育てられるようになるので、12冊続けて、読むのが理想ですが、1ヵ月続けるだけでも全然違いますよ!
ここまでくれば、合格は決まったようなもの! 講習が楽しくなって、試験も余裕です。
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