「8年越しの花嫁」を観てきました(ノ∀≦*)ノ 劇場公開日2017年12月16日。上映時間119分。松竹。
『嘘を愛する女』とすごく迷ったんですけど、思いのほか長く宣伝されているこちらが気になって観てしまいました。
どうせ感動ラブストーリーみたいな内容だろうと思って敬遠していたのですが、観て正解でした。
いつもはイオンシネマなのですが、今回はMOVIXさいたまで。駅の近くだと飲食店もたくさんあるから便利ですね。
物語は、淡々としているのですが、どのシーンもどこか惹きつけられるような、考えさせられるような感じがしました。
まだ観に行ってないよという方は、ぜひどうぞ(ノω`*)
大雑把なあらすじ
結婚を約束した尚志と麻衣。挙式を目前とした麻衣に突然異変が。「今日の記憶が無い」と言い出し、二人で過ごした過去の思い出も、思い出せなくなっていきます。
その後、心肺停止を起こした麻衣は、昏睡状態に。
「ずっと目を覚まさないかもしれない」と医者に告げられるも、支え続ける尚志。
目を覚まし、リハビリを経て通常の会話ができるまでに回復した麻衣。
しかし麻衣は、尚志との記憶を全て失っていて――。
監督、原作
・監督 瀬々敬久
・脚本 岡田惠和
キャスト
・西澤尚志(佐藤健)
・中原麻衣→尚志の恋人(土屋太鳳)
・柴田社長→尚志の勤務先の社長(北村一輝)
・中原初美→麻衣の母親(薬師丸ひろ子)
・室田浩輔→尚志の先輩(浜野謙太)
・島尾真美子→ウエディングプランナー(中村ゆり)
ほか
見どころ
実話をもとにした物語
きっかけは、YouTubeに投稿された『8年越しの結婚式』という動画。岡山にある結婚式場が2015年に投稿したこの動画は、なんと2007年の挙式予約から8年越しの結婚式を挙げたということで話題を呼びました。
挙式の3ヶ月前に新婦が病気によって昏睡状態に。
回復の見込みが立たない深刻な状態である中、ずっと支え続け、毎年結婚式の予約をし続けた尚志さんは本当に一途ですね。
感動の連続
感動のシーンの連続です。
こう言うと、なんか安っぽく聞こえてしまうかもしれませんが、いかにも『涙を誘います』みたいなシーンもあるにはあるのですが、それ以外のシーンこそ必見です。
感想
まるで作り話のような物語。
結局、麻衣さんは、失った尚志さんに関する記憶は一切戻らなかったそうです。
現実は非情です。
ですがそんな中でも、結婚式を挙げて家庭を育んでいるということで、尚志さんの想いが通じて良かった。。。
映画の中では、あっさりとしたシーンしかありませんが、過酷なリハビリをし続けている麻衣さんは、本当に全力で生きているんだなと感じます。
結婚から3年経った今でも、支えが無いと歩くことができない麻衣さんは、今も碧和くん(結婚後に生まれた麻衣さんのお子さん)と手を繋いで歩くことを目標にリハビリにのぞんでいます。
パンフレットに現実の麻衣さん尚志さんへのインタビュー記事が載っていますが、この映画を見た麻衣さんは、「『記憶がなくなる』『痙攣』の怖さを知りました。これが何年も続いていたと思うと自分の事ながら言葉になりません」というようなことをおっしゃっています。
これを読んで、この映画を観て感じた『感動という言葉では言い表せない何か』のうちのひとつは、『怖さ』もあったんだなと気づかされました。
そういえば、目を覚ました直後に医者が、「今までの記憶は一切無く、幼児と同じで、これから世界の認識をイチからしていくことになる」みたいなことを言っていたところもゾワッときてました。
以下、気に入ったシーンなど。
麻衣の昏睡状態が続き、尚志が麻衣の両親に「麻衣のことは忘れてもらっていいんだよ」と言われるシーン
麻衣の母親が「おかしくなっていくのは、私たちだけで良いと思う」と言った部分が、一番泣けました。薬師丸ひろ子さんが、この映画の骨組みをガッチリ支えているなと個人的には感じます。柴田社長も良い味だしてました。
涙を誘う部分ではない部分で、むやみやたらと感動してしまうのはいつも通りです。笑
尚志が病院に通っている場面の原付が壊れるシーン
車両整備が好きなのに、原付かよとか思っていましたが、原付バイクが走行中に突然止まってしまったときに、「さすがに酷使しすぎたかな~」みたいなことを言って分解して直すところは、どこか楽しそうに見えました。
本当に好きだと、こだわりの壁なんてないんでしょうね。もしくは、原付ならよく壊れて修理が必要になるからあえて原付にしたとか?ありえるな。。。
どうでも良いシーンで、訳の分からない思考に走ってしまうのもいつも通りです。笑
次は
すごく面白かったですよ。実在のお話しなので、あまり評価というのが言いにくいのですが、あくまでエンターテイメントとして見るならば、大当たりまではいかないけど、当たりだったなと思います。
表に出てくる症状は、幻覚幻聴とかの精神疾患とか記憶障害なのに、卵巣の腫瘍が原因なんて、それを特定できる医療の世界は凄いですね。
年間発症率は300万人に1人ということですが、ただ発覚していないだけで、精神病棟に送られる人も居るんじゃないかと思うとゾッとします。
そうそう、予告編で良さそうなのがありました。次は、『不能犯』を観に行くと思います。
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