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『酸性(さんせい)』って?
pHが7.0より小さい値のこと。酸性土壌。日本では、アルカリ成分が雨で溶けて流れやすいので、酸性土壌が多い。
レモンの汁が酸性です。すっぱいほうです。
一般的な植物が好む適正pHは、6.0~7.0の弱酸性~中性と言われています。草花や植木用に販売されている培養土は、ほとんどがこのくらいに調整されていますので、一般的な植栽では、これらの培養土を既存土にすきこんでから植えます。
土壌の酸度は、現況が、雨や化成肥料の影響でよっぽど酸性だったり、コンクリートの近くでアルカリ性が強くなってしまっていたりしなければ、枯れてしまうなんてことはまずありませんので、野菜を育てるのでなければ、そこまで気にしなくても大丈夫です。
酸性に傾きすぎると、リン酸の吸収が悪くなります。
サツキ、ブルーベリー、青色のアジサイは、弱酸性(pH4.5~6.5くらいで樹種によって違う)が適正です。和風庭園で使われている樹種は、酸性を好むものが多いです。土壌を酸性にしたい場合は、鹿沼土やピートモスを混ぜ込みます。弱酸性に調整されている専用培養土を使うのがオススメです。
中和する場合は、石灰などアルカリ性のものを混ぜ込みます。培養土を使わずに酸度を調整する場合は、酸度計を使いましょう。
〔関連用語〕
・植栽(しょくさい)
・pH(ぺーはー)
・アルカリ性(あるかりせい)
・中性(ちゅうせい)
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